門 Phylum |
亜門 Sub |
上綱 Super |
綱 Class |
亜綱 Sub |
下綱 Infra |
準綱[1]/節[2] Subter /Division[2] |
亜節 Sub |
上目 Super |
目 Order |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
節足動物門 Arthro 節足動物門 Arthro 節足動物門 Arthro 節足動物門 Arthro 節足動物門 Arthro 節足動物門 Arthro |
鋏角亜門 Chelicerata |
ウミグモ綱(皆脚綱) Pycnogonida |
ウミグモ目(皆脚目) Pantopoda |
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カブトガニ綱(剣尾綱) Xiphosura |
カブトガニ目(剣尾目) Xiphosurida |
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クモ綱(蛛形綱) Arachnida |
小尾亜綱 Micrura |
コヨリムシ目 Palpigradi |
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クモ目 Araneae |
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ウデムシ目 Amblypygida |
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サソリモドキ目 Uropygida |
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ヤイトムシ目 Schizomida |
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クツコムシ目 Ricinulei |
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ダニ目 Acari |
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走脚亜綱 Dromopoda |
ザトウムシ目 Opiliones |
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カニムシ目 Pseudo |
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ヒヨケムシ目 Solfugida |
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サソリ目 Scorpiones |
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多足亜門 Myria |
ムカデ上綱 Opistho |
ムカデ綱(唇脚綱) Chilopoda |
ゲジ目 Scutigero |
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イシムカデ目 Lithobiomorpha |
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ナガズイシムカデ目 Craterostigmo |
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ムカデ亜綱(整形亜綱) Epimorpha |
オオムカデ目 Scolopen |
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ジムカデ目 Geophilo |
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ヤスデ上綱 Progo |
コムカデ綱(結合綱) Symphyla |
コムカデ目 Symphyla |
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エダヒゲムシ綱(少脚綱) Pauropoda |
エダヒゲムシ目 Tetrame |
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ネッタイエダヒゲムシ目 Hexame |
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ヤスデ綱(倍脚綱) Diplopoda |
触顎亜綱 Pselaphognatha |
フサヤスデ目 Polyxenida |
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唇顎亜綱 Chilo |
後雄下綱 Pentazonia |
ナメクジヤスデ上目 Limaco |
ナメクジヤスデ目 Glomeridesmida |
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タマヤスデ上目 Onisco |
タマヤスデ目 Glomerida |
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ネッタイタマヤスデ目 Sphaerotheriida |
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前雄下綱 Helmintho |
単顎準綱 Colobognatha |
ジヤスデ目 Polyzoniida |
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ギボシヤスデ目 Siphonophorida |
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ヒラタヤスデ目 Platydesmida |
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Siphonocryptida目 Siphonocryptida |
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真顎準綱 Eugnatha |
ツムギヤスデ上目 Nemato |
ネッタイツムギヤスデ目 Stemmiulida |
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ツムギヤスデ目 Chordeumatida |
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スジツムギヤスデ目 Callipodida |
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クダヤスデ目 Siphoniulida |
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オビヤスデ上目 Merocheta |
オビヤスデ目 Polydesmida |
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ヒメヤスデ上目 Juliformia |
ヒメヤスデ目 Julida |
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ヒキツリヤスデ目 Spirostreptida |
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フトマルヤスデ目 Spirobolida |
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汎甲殻亜門 Pancru 汎甲殻亜門 Pancru 汎甲殻亜門 Pancru 汎甲殻亜門 Pancru |
オリゴストラカ上綱 Oligo |
貝形虫綱 Ostracoda |
ミオドコーパ亜綱 Myodocopa |
筋柄目(ウミホタル目) Myodocopida |
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枝柄目(ハロキプリナ目) Halocyprida |
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ポドコーパ亜綱 Podocopa |
扁柄目(プラティコーパ目) Platycopida |
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節柄目(カイミジンコ目) Podocopida |
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ヒゲエビ綱 Mystacocarida |
ヒゲエビ目 Mystacocaridida |
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イクチオストラカ綱 Ichthyo |
鰓尾亜綱 Branchiura |
鰓尾目(チョウ目) Arguloida |
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五口動物亜綱(舌形動物亜綱) Pentastomida |
ケファロバエナ目 Cephalobaenida |
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ポロケファルス(シタムシ)目 Porocephalida |
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マルチクラスタケア上綱 Multicru マルチクラスタケア上綱 Multicru |
軟甲綱 Malaco |
コノハエビ亜綱 Phyllocarida |
狭甲目 Leptostraca |
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トゲエビ亜綱 Hoplocarida |
口脚目(シャコ目) Stomatopoda |
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真軟甲亜綱 Eumalacostraca |
厚エビ上目 Syncarida |
ムカシエビ目 Bathynellacea |
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アナスピデス目 Anaspidacea |
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フクロエビ上目 Peracarida |
スペレオグリフス目 Spelaeo |
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テルモスバエナ目 Thermo |
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ロホガステル目 Lophogastrida |
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アミ目 Mysida |
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ミクトカリス目 Mictacea |
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端脚目(ヨコエビ目) Amphipoda |
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等脚目(ワラジムシ目) Isopoda |
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タナイス目 Tanaidacea |
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クーマ目 Cumacea |
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ホンエビ上目 Eucarida |
オキアミ目 Euphausiacea |
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アンフィオニデス目 Amphionidacea |
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十脚目(エビ目) Decapoda |
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六齢ノープリウス綱 Hexa |
ヒメヤドリエビ亜綱 Tantulocarida |
ヒメヤドリエビ目 Tantulocaridida |
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鞘甲(フジツボ)亜綱 Theco |
彫甲下綱 Facetotecta |
所属不明 incertae sedis |
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嚢胸下綱 Ascothoracida |
ロウラ(キンチャクムシ)目 Laurida |
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デンドロガスター(シダムシ)目 Dendrogastrida |
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蔓脚下綱 Cirripedia |
尖胸上目 Acrotho |
有肛目 Pygophora |
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無肛目 Apygophora |
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根頭上目 Rhizo |
ケントロゴン目 Kentrogonida |
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アケントロゴン目 Akentrogonida |
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完胸上目 Thoracica |
有柄目 Pedunculata |
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無柄目 Sessilia |
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橈脚(カイアシ)亜綱 Cope |
原始前脚下綱 Progymnoplea |
プラティコピア目 Platycopioida |
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新カイアシ下綱 Neocopepoda |
前脚上目 Gymnoplea |
カラヌス目 Calanoida |
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後脚上目 Podoplea |
ミソフリア目 Misophrioida |
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キクロプス(ケンミジンコ)目 Cyclopoida |
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ゲリエラ目 Gelyelloida |
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モルモニラ目 Mormonilloida |
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ハルパクチクス(ソコミジンコ)目 Harpacticoida |
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カヌエラ目 Canuelloida |
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シフォノストム(ウオジラミ)目 Siphono |
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モンストリラ目 Monstrilloida |
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所属不明 incertae sedis |
カシラエビ綱 Cephalocarida |
短脚目 Brachypoda |
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鰓脚綱 Branchio |
無甲亜綱 Sarsostraca |
無甲目 Anostraca |
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葉脚亜綱 Phyllopoda |
背甲目 Notostraca |
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双殻目 Diplostraca |
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ムカデエビ綱 Remipedia |
泳脚目 Nectiopoda |
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六脚上綱 Hexa 六脚上綱 Hexa |
内顎綱 Entognatha |
原尾目(カマアシムシ目) Protura |
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粘管目(トビムシ目) Collembola |
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双尾目(コムシ目) Diplura |
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昆虫綱 Insecta 昆虫綱 Insecta |
単丘亜綱 Monocondylia |
古顎目(イシノミ目) Archaeognatha |
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双丘亜綱 Dicon |
結虫下綱 Zygentoma |
総尾目(シミ目) Thysanura |
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有翅下綱 Pterygota |
旧翅節 Palaeoptera |
蜉蝣上目 Ephemero |
蜉蝣目(カゲロウ目) Ephemeroptera |
||||||
蜻蛉上目 Odonato |
蜻蛉目(トンボ目) Odonata |
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新翅節 Neoptera |
多新翅亜節 Poly |
襀翅上目 Pleco |
襀翅目(カワゲラ目) Plecoptera |
||||||
絶翅目(ジュズヒゲムシ目) Zoraptera |
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紡脚目(シロアリモドキ目) Embioptera |
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直翅上目 Ortho |
竹節虫目(ナナフシ目) Phasmatodea |
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直翅目(バッタ目) Orthoptera |
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所属不明 incertae sedis |
革翅目(ハサミムシ目) Dermaptera |
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異名上目 Xenonomia |
非翅目(ガロアムシ目) Grylloblattodea |
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踵歩目(カカトアルキ目) Mantopha |
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網翅上目 Dictyo |
蜚蠊目(ゴキブリ目) Blattodea |
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蟷螂目(カマキリ目) Mantodea |
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準新翅亜節 Para |
咀顎上目 Psocodea |
咀顎目(カジリムシ目) Psocodea |
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節顎上目 Condylo |
総翅目(アザミウマ目) Thysanoptera |
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半翅目(カメムシ目) Hemiptera |
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完全変態亜節 Holo |
膜翅上目 Hymeno |
膜翅目(ハチ目) Hymenoptera |
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脈翅上目 Neuro |
駱駝虫目(ラクダムシ目) Raphidioptera |
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広翅目(ヘビトンボ目) Megaloptera |
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脈翅目(アミメカゲロウ目) Neuroptera |
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鞘翅上目 Coleo |
鞘翅目(コウチュウ目) Coleoptera |
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撚翅目(ネジレバネ目) Strepsiptera |
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パンオルピーダ上目 (長節上目) Panorpida (Meco |
長翅目(シリアゲムシ目) Mecoptera |
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隠翅目(ノミ目) Siphonaptera |
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双翅目(ハエ目) Diptera |
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毛翅目(トビケラ目) Trichoptera |
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鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera |
クモ、サソリ、ムカデ、ヤスデ、甲殻類、昆虫などの仲間です。全動物門で最も繁栄しており、種数は動物界の8割を超えると言われています。
体はキチン質のクチクラでできた外骨格に覆われています。体節から出ている、節によって構成された足を持ち、節足動物の名の由来になっています。
有爪動物門・緩歩動物門とともに汎節足動物(Panarthropoda)に所属します。姉妹群は緩歩動物門である可能性が高いです。
伝統的には以下の4亜門に分ける分類が行われてきました。
しかし近年の分子系統解析からは甲殻亜門の系統内部に六脚亜門が入り込んでいることが示唆され、甲殻亜門と六脚亜門を合わせて汎甲殻類を構成するという仮説が支持されています。
当サイトでもこの仮説を支持し、汎甲殻類に亜門階級を与えています。この場合、節足動物門は3亜門となります。
過去(古生代)に繁栄し、現在では絶滅している三葉虫も節足動物門に含まれます。
ウミグモ、カブトガニ、クモ、サソリ、ダニ、ザトウムシなどの仲間です。3綱から成ります。
第1対の付属肢として鋏角を持っており、鋏角亜門の名の由来になっています。
節足動物門の3つの亜門の中では最初に分岐したと推測され、姉妹群は他の2亜門(大顎類)とされます。
皆脚綱とも。ウミグモの仲間です。ウミグモ目(皆脚目)1目のみからなります。
その名の通り海に生息する、クモによく似た生物ですが、クモ綱ではありません。
剣尾綱とも。カブトガニの仲間です。カブトガニ目(剣尾目)1目のみからなります。
節口綱(Merostomata)とも呼びますが、これは絶滅したウミサソリなどを含めた分類群で、側系統群なのではないかと推測されています。
現生生物であるカブトガニは4種しかいませんが、過去(古生代・中生代)には栄えており、生きている化石と呼ばれます。
蛛形綱、クモガタ綱とも。クモ、サソリ、ダニ、ザトウムシなどの仲間です。11目から成る大きめのグループです。
よく昆虫と混同されますが、体が2部に分かれる(昆虫は3部)、足が8本(昆虫は6本)など昆虫とは異なる特徴があり、別の系統の生物です。
各目間の関係は不明です。当サイトでは小尾亜綱と走脚亜綱の2亜綱に分ける説を採用していますが、定説ではありません。
クモ(蜘蛛)の仲間です。昆虫ではないですが、昆虫と混同される虫の中では知名度が高いグループです。糸を出し網を張り、虫などの獲物を捕らえる習性が有名です。
オニグモ、ジョロウグモ、コガネグモ、アシダカグモ、タランチュラ(オオツチグモ)などが知られています。
その見た目から不快害虫として扱われることがある一方、害虫を捕食するため益虫として扱われることもあります。
ムカデ、ヤスデ、コムカデ、エダヒゲムシの仲間です。4綱から成ります。姉妹群は汎甲殻亜門と推測され、ともに大顎類を構成するとされます。
多くの体節を持ち、1つ当たり1対または2対の足が生えています。
多くの足を持つことから多足亜門と呼ばれます。その多くの足から気味悪がられ、不快害虫扱いされることがあります。
唇脚綱とも。ムカデ、ゲジ(ゲジゲジ)などの仲間です。5目から成ります。肉食性です。
漢字では百足とも書きますが、本当に足が100本ぴったりあるわけではありません(しかし足が100本前後存在する種は存在します)。
オオムカデは毒を持っており、人間に害を与えることもあります。
倍脚綱とも。ヤスデの仲間です。16目から成ります。腐植食性です。
漢字では馬陸と書きます。ムカデと異なり、ほとんどの体節から2対の足が生えています。
内部分類は以下のような説が提唱されています(準綱まで)。
八分錘類(Tetraconata)とも。甲殻類(エビ、カニ、フジツボ、カイアシ、ミジンコなど)と六脚類(昆虫など)を合わせて単系統になる学説に基づいて提唱された分類群です。
3上綱10綱を含む大きなグループとなります。姉妹群は多足亜門と推測され、ともに大顎類を構成するとされます。
六脚上綱(六脚類)(Hexapoda)を除くグループは甲殻類(Crustacea)[側系統群]と総称されます。
甲殻類の大半は海に生息しています。一部の種は淡水で生息しています。陸生のものはワラジムシやダンゴムシなど僅かです。
カイミジンコ、ウミホタルなどの仲間です。2亜綱4目から成ります。
ミジンコに似ていますが、二枚貝のような殻に覆われているのが特徴です。大きさは1mm前後のものが多いです。ウミホタルは青く発光することで有名です。
チョウ(ウオジラミ)、シタムシの仲間です。2亜綱3目から成ります。他の生物に寄生する寄生虫です。
鰓尾亜綱 = 鰓尾目(チョウ目)の仲間はチョウ(ウオジラミ)と呼ばれる魚類の外部寄生虫です。昆虫の鱗翅目(チョウ目)とは和名の一つが同じなだけで、同じ節足動物門という事以外、関係がありません。
五口動物亜綱(舌形動物亜綱)はシタムシと呼ばれる寄生生物です。かつて独立門と考えられていましたが、現在では節足動物門の仲間とするのが主流です。
エビ、カニ、シャコ、アミ、ヨコエビ、ワラジムシ、オキアミなどの仲間です。3亜綱から成ります。
甲殻類最大の綱です。知名度の高い生物が多く存在しており、甲殻類というと当綱の生物を思い浮かべる人が多いと思われます(私見)。比較的大型の種が多いです。
「軟甲」綱と軟らかい殻を持っているような名前が付いていますが、フジツボなどに比較すると軟らかいというだけで、軟甲綱自体の殻が軟らかいわけではありません。
ワラジムシ、ダンゴムシ、フナムシなどの仲間です。海洋から陸上まで幅広い環境に適応しています。
陸上に生息している種としてダンゴムシは有名です。深海に生息しているダイオウグソクムシは最大の等脚目として知られています。
エビ(クルマエビ、イセエビ、コエビ、アナエビなど)、カニ(ズワイガニ、ケガニ、シオマネキ、スベスベマンジュウガニなど)、ザリガニ、ヤドカリ(ヤシガニ、タラバガニなどを含む)、アナジャコなどの仲間です。
知名度の高い軟甲綱の中でも特に知名度の高い生物が多く所属しています。
エビ、カニの仲間は多くの種が食材として利用されます。昆虫食がゲテモノ扱いされがちなのに対し、エビやカニの食用は一般的です。
(但しスベスベマンジュウガニなど毒を持つ種もいます。名前は美味しそうですが…。)
ヒメヤドリエビ、フジツボ、カイアシの仲間です。3亜綱から成ります。フジツボの仲間とカイアシの仲間が近縁であることから提唱された綱です。
かつてオリゴストラカ上綱(Superclass Oligostraca)の仲間や当綱の仲間は顎脚綱(Class Maxillopoda)とされてきましたが、両者は単系統を成さないことから顎脚綱は解体されました。
フジツボ、カメノテ、エボシガイ、フクロムシなどの仲間です。3下綱から成ります。
固着性のものが多いです。一部の種は寄生性です。硬い殻に覆われているものが多く、当初は貝類と同じく軟体動物だと考えられていた種が多いです。
船底に固着することが多いことから嫌われる一方で、一部の種は食材として利用されています。
カイアシ(ケンミジンコ、ソコミジンコなど)の仲間です。2下綱から成ります。
自由生活型のものが多いです。一部の種は寄生性です。ミジンコに似ていますが、長い触角を持つ種が多く存在します。大きさは1mm程度のものが多いです。
海洋において動物プランクトンとして大きな割合を占め、生態系上、重要な位置付けにあります。一部の種は淡水や陸上などにも生息します。
一部の寄生性の種はウオジラミとも呼ばれますが、鰓尾目(チョウ目)のウオジラミとは魚類の寄生虫であることが共通しているだけで、別の系統の生物です。
ミジンコ、カイエビ、カブトエビ、ホウネンエビ、アルテミア(シーモンキー)などの仲間です。2亜綱3目から成ります。
陸水に生息する自由生活型の生物で、大きさは小さい(数mm~数cm)です。ミジンコは動物プランクトンの代表として知名度が高いです。
従来の分類では六脚亜門(Subphylum Hexapoda)です。その名の通り足が6本あるのが特徴です。
甲殻類の系統の奥深くに存在しており、汎甲殻亜門の下位分類であるため、分類階級を上綱に下げています。姉妹群はムカデエビ綱とする説が有力です。
内顎綱と昆虫綱の2綱から成りますが、近年の分子系統解析からは内顎綱は側系統群であることが示唆されています。
甲殻類とは逆に、陸生のものが大半を占めます。
カマアシムシ、トビムシ、コムシの仲間です。3目から成ります。顎が頭部に内蔵されていることから内顎綱と呼ばれます。多くの昆虫と異なり、翅を持ちません。
近年の系統解析から側系統群である可能性が高いです(双尾目(コムシ目)が他の2目と単系統を成さない)。内顎綱の特徴は六脚上綱の基底的性質と推測されます。
昆虫の仲間です。内顎綱に対して、顎が頭部の外にあることから外顎綱(Class Ectognatha)とも呼ばれます。分類方法によって若干前後しますが当サイトでは28目を認めます。
現在最も成功したグループとされ、種数は全生物中の半分以上を占めると言われています。主に陸上で繁栄しており、水中で生息する種は少ないです。
体が頭部、胸部、腹部の3部に分かれ、足が胸部から6本生えているのが基本的な特徴です。複眼と単眼を持っているのも特徴で、視野が広く、動くものをよく捉えることができます(脊椎動物はカメラ眼)。
一部の原始的な種を除き翅を持っており空を飛ぶことができます(二次的に翅を失った種もいます)。
俗に虫というとこのグループの生物を指すことが多いですが、他のグループにも「~ムシ」と呼ばれる生物は数多く存在します。
イシノミの仲間です。昆虫綱の中で真っ先に分岐しており、最も原始的なグループとされます。
翅を持ちません。また無変態(不変態とも。幼虫と成虫の形態がほとんど変わらない)です。
かつては内顎綱や総尾目(シミ目)とともに無翅亜綱(Apterygota)に分類されていましたが、これらは単系統を成さないため解体されています。
シミの仲間です。昆虫綱の中で古顎目(イシノミ目)の次に分岐しており、比較的原始的なグループとされます。
翅を持ちません。また無変態(不変態とも。幼虫と成虫の形態がほとんど変わらない)です。本などの紙を食害するため害虫と見做されることが多いです。
かつては内顎綱や古顎目(イシノミ目)とともに無翅亜綱(Apterygota)に分類されていましたが、これらは単系統を成さないため解体されています。
イシノミ、シミを除く昆虫の仲間です。昆虫の大半を占めます。姉妹群は結虫下綱 = 総尾目(シミ目)とされます。
翅を持ちます。昆虫の翅は鳥類や翼手目(コウモリ目)と異なり背面から生えており、足の性能を制限することがありません(鳥類やコウモリの翼は前足の変形であり、前足の性能を制限します)。
但し二次的に翅を失った種もいます。目のレベルで全て翅を失ったグループは異名上目(Xenonomia)、隠翅目(ノミ目)(Siphonaptera)です。
このグループに所属する分類群には「翅(-ptera)」の名前を持つものが多いです。
カゲロウやトンボの仲間です。蜉蝣目(カゲロウ目)と蜻蛉目(トンボ目)の2目から成ります。有翅下綱の中では原始的なグループです。
成虫は翅を持ち空を飛ぶことができます。幼虫と成虫の形態の変化が小さく、蛹の期間がない不完全変態の昆虫となります。
過去(古生代)に繁栄し、現在では絶滅しているメガネウラも旧翅節に含まれます。
余談ですが幼虫がアリジゴクであることで有名なウスバカゲロウは脈翅目(アミメカゲロウ目)(Neuroptera)であり、蜉蝣目(カゲロウ目)ではありません。
トンボの仲間です。昆虫の中では知名度が高いグループです。幼虫は水中で生息し、ヤゴと呼ばれます。
ギンヤンマ、アキアカネ、オニヤンマ、イトトンボ、ムカシトンボなどが知られています。
カワゲラ、ナナフシ、バッタ、ゴキブリ、カマキリなどの仲間です。10目から成ります。
幼虫と成虫の形態の変化が小さく、蛹の期間がない不完全変態の昆虫となります。成虫は翅を持つ種が多いですが、異名上目(= 非翅目(ガロアムシ目) + 踵歩目(カカトアルキ目))の仲間は目のレベルで翅を失っています。
バッタ(ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、オンブバッタなど)、イナゴ、キリギリス、コオロギ、スズムシ、マツムシ、ケラ、カマドウマなどの仲間です。昆虫の中では知名度が高いグループです。
バッタの仲間は作物を食い荒らす蝗害をもたらすことがあります。イナゴの仲間は稲を食害することがありますが、佃煮など食用にされることもあります。キリギリス、コオロギ、スズムシなどは翅をこすり合わせて鳴く種が存在することで有名です。
ゴキブリ、シロアリの仲間です。チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、オオゴキブリ、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、オオシロアリなどが知られています。漢字表記は蜚蠊目。
ゴキブリの仲間は苦手な人が多く、不快害虫として駆除の対象となることが多いです。古生代から形態があまり変わっていないため生きている化石と呼ばれることもあります。
シロアリの仲間は木材を食い荒らす害虫として駆除の対象となることが多いです。アリ(膜翅目(ハチ目))とは異なる系統の生物ですが、女王シロアリや働きシロアリなどが存在し、真社会性を持っています。
かつてシロアリの仲間は等翅目(Order Isoptera)とされましたが、蜚蠊目(ゴキブリ目)の内部分類に含まれることが分かっています。
現在シロアリの仲間には等翅下目(Infraorder Isoptera)またはシロアリ外科(Epifamily Termitoidae)などの名称が与えられる提案がなされています。
チャタテムシ、シラミ、アザミウマ、カメムシなどの仲間です。3目から成ります。
幼虫と成虫の形態の変化が小さく、蛹の期間がない不完全変態の昆虫となります。成虫は翅を持つ種が多いですが、シラミ、ハジラミの仲間などは翅を二次的に失っています。
チャタテムシ、シラミ(ヒトジラミ、ケジラミなど)、ハジラミの仲間です。
かつては噛虫目(チャタテムシ目)(Psocoptera)、裸尾目(シラミ目)(Anoplura)、食毛目(ハジラミ目)(Mallophage)の3目から成るとされていました。後にシラミ目とハジラミ目が統合されシラミ目(Phthiraptera)とされましたが、いずれも単系統群ではなく、これらは統合され咀顎目(カジリムシ目)(Psocodea)が成立しました。
チャタテムシは非寄生性の昆虫ですが、ハジラミは動物の体毛や羽毛を食べる寄生性の昆虫、シラミはヒトを含む動物の体液や血液を吸う寄生性の昆虫です。寄生性のものは激しいかゆみを引き起こす他、病原体を媒介することがあるため嫌われ、駆除の対象となります。
なお旧チャタテムシ目の仲間には翅を持つものがいますが、旧シラミ目や旧ハジラミ目の仲間は全て翅を二次的に失っています。
カメムシ、セミ(ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシなど)、タガメ、アメンボ、アブラムシなどの仲間です。
昆虫の中では知名度が高いグループです。陸上から水中まで幅広い環境に適応しています。口が針状に細長くなっているのが特徴です。
カメムシは臭かったり農業害虫だったりして嫌われがちです。セミは種ごとに独特の鳴き声があり、夏の風物詩となっています。
ハチ、アミメカゲロウ、コウチュウ(甲虫)、ノミ、ハエ、チョウなどの仲間です。11目から成ります。昆虫の中では進化的なグループとされます。
幼虫と成虫の形態の変化が大きく、蛹の期間がある完全変態の昆虫となります。幼虫はイモムシやウジムシのような形状をしている種が多く、翅を持ちません。成虫は翅を持つ種が多いですが、隠翅目(ノミ目)の仲間は目のレベルで翅を失っています。
ハチ、アリの仲間です。昆虫の中では知名度が高いグループです。メスは産卵管を毒針に変化させており、いわゆる「刺す」種が多いです。
「アリ(蟻)」は膜翅目(ハチ目)の中でもアリ科(Family Formicidae)に所属するものを指します。一般的に翅がないか、自ら翅を落としています。地上で成功したグループと言えます。一般的に肉食です(一部例外有り)。
「ハチ(蜂)」は膜翅目(ハチ目)の中でもアリ科以外のものを指します。一般的に翅を持ちます。草食や肉食、他の昆虫に寄生したり、花の花粉や蜜を食用としたり、種によって生態は様々です。ミツバチが集める蜂蜜はヒトの食料としても有名です。
女王バチ(アリ)、働きバチ(アリ)、雄バチ(アリ)などそれぞれの役割が決まっており、真社会性を持つ種が多く存在します。
コウチュウ(甲虫)の仲間です。昆虫綱のみならず、全動物界で最も多くの種が所属する目とされます。
昆虫の中では知名度が高いグループです。カブトムシ、クワガタムシ、ホタル、テントウムシ、ゲンゴロウ、ミズスマシ、カミキリムシ、オサムシ、ゾウムシ、コガネムシ、タマムシ、カナブンなどが所属します。
4枚ある翅のうち、前の2枚が硬化しており、飛ばない時に後ろの2枚の翅を保護します。この硬化した前翅のことを鞘翅と呼び、鞘翅目の名の由来になっています。
ハエ、カ、アブ、ガガンボ、ブユ、ユスリカなどの仲間です。昆虫の中では知名度が高いグループです。ハエの幼虫はウジムシ、カの幼虫はボウフラと呼ばれます。
普通の昆虫は前翅2枚、後翅2枚、計4枚の翅を持ちますが、このグループの仲間は後翅が退化していて前翅2枚のみを持っています(双翅目の名の由来)。但し退化した後翅(平均棍)はバランスを取るのに役立つと言われ、不要な器官ではありません。
翅が少ないからと言って飛ぶのが下手というわけではなく、むしろ双翅目の仲間は昆虫の中で最も飛ぶのが上手と言われています。
ハエ(蠅)の仲間はイエバエ、フンバエなど糞のような不潔な物に集るものがあり、衛生害虫として嫌われています。ツェツェバエのように吸血する種はトリパノソーマなどの病原体を媒介します。
但しキイロショウジョウバエやハナアブなどのように果物や樹液、花の花粉や蜜などを好むものもあり、全ての種が不潔な物に集るわけではありません。
カ(蚊)の仲間はイエカ、ヤブカなど雌が吸血することが有名で、かゆい他、(特にハマダラカは)マラリアなどの病原体を媒介するため嫌われています。世界で一番人間を殺している動物は蚊という調査結果もあります。
チョウ、ガの仲間です。昆虫の中では知名度が高いグループです。幼虫はイモムシ、ケムシなどと呼ばれます(ミノムシ(ミノガ)やシャクトリムシ(シャクガ)など、一部例外有り)。
翅が鱗粉で覆われている種が多く、鱗翅目の名の由来になっています。モンシロチョウ、アゲハチョウ、ミノガ、シャクガ、ドクガ、カイコガなどが有名です。
「チョウ(蝶)」は鱗翅目(チョウ目)の中でもアゲハチョウ上科(Superfamily Papilionoidea)(セセリチョウの仲間を含む)、シャクガモドキ上科(Superfamily Hedyloidea)の2上科に所属するものを指すとされます(Rhopalocera)。一般的に昼行性であり、触角の形状が細長く真っ直ぐ伸びる傾向があります。英語のButterflyに相当し、見た目の美しいものが多いイメージです。
「ガ(蛾)」は鱗翅目(チョウ目)の中でもアゲハチョウ上科、シャクガモドキ上科以外のものを指すとされます。一般的に夜行性であり、触角の形状が櫛状や糸状の傾向があります。英語のMothに相当し、見た目が不快という印象を与えがちです。
カイコガの幼虫はカイコと呼ばれ、蛹化する際に繭を作り、絹(シルク)を生産することで有名です。