下門 Infra |
綱 Class |
目 Order |
亜目 Sub |
科 Family |
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裸子植物下門 Gymnospermae |
ソテツ綱 Cycadopsida |
ソテツ目 Cycadales |
ソテツ亜目 Cycadineae |
ソテツ科 Cycadaceae |
ザミア亜目 Zamiineae |
ザミア科 Zamiaceae |
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イチョウ綱 Ginkgoopsida |
イチョウ目 Ginkgoales |
イチョウ科 Ginkgoaceae |
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マツ綱 Pinopsida |
マツ目 Pinales |
マツ科 Pinaceae |
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ナンヨウスギ目 Araucariales |
ナンヨウスギ科 Araucariaceae |
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マキ科(イヌマキ科) Podocarpaceae |
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ヒノキ目 Cupressales |
コウヤマキ科 Sciadopityaceae |
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ヒノキ科 Cupressaceae |
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イチイ科 Taxaceae |
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グネツム綱 Gnetopsida |
グネツム目 Gnetales |
グネツム科 Gnetaceae |
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マオウ目 Ephedrales |
マオウ科 Ephedraceae |
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ウェルウィッチア目 Welwitschiales |
ウェルウィッチア科 Welwitschiaceae |
種子(胚珠)がむき出しになっている種子植物のグループです。4つの綱から成ります。
伝統的に裸子植物の分類階級は門ですが、維管束植物門 - 種子植物亜門の下位分類であるため、当サイトでは下門(Infraphylum)階級としています。なお[Ruggiero et al. (2015)]では裸子植物上綱(Superclass Gymnospermae)としています(但し非正式)。
裸子植物が単系統群か側系統群かははっきりしていません。当サイトでは単系統群である仮説に立っています。もし裸子植物が単系統群である場合、姉妹群は被子植物下門(Angiospermae)です。
4つの綱の間の関係ははっきりしていませんが、マツ綱とグネツム綱が近縁(姉妹群か、グネツム綱がマツ綱の系統内部に入り込んでいるかは不明)との解析結果もあります。
当サイトではソテツ綱とイチョウ綱、マツ綱とグネツム綱が姉妹群とする仮説に立っています。また、当サイトの裸子植物の分類(目以下)は主に[Christenhusz et al. (2011)]に基づいています。
ソテツ、ザミア、スタンゲリアの仲間です。1目2科から成ります。熱帯~亜熱帯に生息しています。
日本ではソテツ科に所属するソテツ(Cycas revoluta)のみが自生しています。
スタンゲリアの仲間をスタンゲリア科(Family Stangeriaceae)として独立させる分類もあります。当サイトでは[Christenhusz et al. (2011)]に基づきスタンゲリアの仲間をザミア科に含めています。
イチョウの仲間です。1目1科から成ります。中生代に栄えましたが、現在ではイチョウ(Ginkgo biloba)しか生き残っていません。そのため生きた化石と呼ばれます。
中国原産ですが、現在では日本を含む世界中で植えられています(主に温帯)。その種子は銀杏と呼ばれ、食用になります。
マツ、ナンヨウスギ、ヒノキの仲間です。裸子植物最大の綱で、3目6科から成ります。針葉樹とはこのグループに属する樹木を指します。
その種子がかさ状の構造(いわゆる松ぼっくり)に包まれることから、球果植物とも呼ばれます。
従来は1目(マツ目)のみに分類されていましたが、近年は系統解析の結果3目に分ける方法が提案されています[Christenhusz et al. (2011)]。当サイトでも3目案を採用しています。
マツ(アカマツ、クロマツなど)、カラマツ、モミ、トウヒ、ツガなどの仲間です。マツ科(Pinaceae)のみから成ります。
マツ綱の中では一番最初に分岐したとされます。
ナンヨウスギ、イヌマキ、ナギなどの仲間です。2科から成ります。ヒノキ目とは姉妹群とされます。
マキという名の種はないため、マキ科はイヌマキ科と呼ぶ場合もあります。
コウヤマキ、ヒノキ、スギ、セコイア、イチイ、イヌガヤなどの仲間です。3科から成ります。ナンヨウスギ目とは姉妹群とされます。
ヒノキ科の仲間は木材として重要な種を含む他、花粉症の原因となる場合もあります(スギ花粉症が有名)。
イヌガヤの仲間をイヌガヤ科(Family Cephalotaxaceae)として独立させる分類もありますが、近年の系統解析の結果イチイ科に内包されることが分かってきており、当サイトではイチイ科に含めています。
グネツム、マオウ、ウェルウィッチアの仲間です。外見が多様性に富んでいます。
内部分類として、1目(グネツム目(Gnetales)のみ)3科とする案と、3目3科とする案があります。当サイトでは[Christenhusz et al. (2011)]に基づき3目3科案を採用しています。
マオウ科が最初に分かれ、グネツム科とウェルウィッチア科が姉妹群との解析結果もあります。