尾索動物亜門(Urochordata)

科レベルの分類(Families)

亜門
Subphylum

Class

Order
亜目
Suborder

Family
尾索動物亜門
Urochordata




































尾索動物亜門
Urochordata
ホヤ綱
Ascidiacea
マンジュウボヤ目
Aplousobranchia
Clavelinidae科
Clavelinidae
Diazonidae科
Diazonidae
ウスボヤ科
Didemnidae
Euherdmaniidae科
Euherdmaniidae
Holozoidae科
Holozoidae
Placentelidae科
Placentelidae
ヘンゲボヤ科
Polycitoridae
マンジュウボヤ科
Polyclinidae
Protopolyclinidae科
Protopolyclinidae
Pseudodistomidae科
Pseudodistomidae
Ritterellidae科
Ritterellidae
Stomozoidae科
Stomozoidae
Vitrumidae科
Vitrumidae
マメボヤ目
Phlebobranchia
ヒメボヤ科
Agneziidae
ナツメボヤ科
Ascidiidae
ユウレイボヤ科
Cionidae
ドロボヤ科
Corellidae
Dimeatidae科
Dimeatidae
Hypobythiidae科
Hypobythiidae
オオグチボヤ科
Octacnemidae
マメボヤ科
Perophoridae
ウズミボヤ科
Plurellidae
マボヤ目
Stolidobranchia
マボヤ科
Pyuridae
フクロボヤ科
Molgulidae
シロボヤ科
Styelidae
タリア綱
Thaliacea
ヒカリボヤ目
Pyrosomatida
ヒカリボヤ科
Pyrosomatidae
ウミタル目
Doliolida
ウミタル亜目
Doliolidina
ウミタル科
Doliolidae
Doliopsoididae科
Doliopsoididae
Doliopsidina亜目
Doliopsidina
Doliolunidae科
Doliolunidae
Doliopsidae科
Doliopsidae
Paradoliopsidae科
Paradoliopsidae
サルパ目
Salpida
サルパ科
Salpidae
オタマボヤ綱
Appendicularia
(Larvacea)
オタマボヤ目
Copelata
オタマボヤ科
Oikopleuridae
サイズチボヤ科
Fritillariidae
カサオタマボヤ科
Kowalevskiidae


分類表更新:2020年05月


尾索動物亜門(Subphylum Urochordata)

Tunicataとも。ホヤ、タリア、オタマボヤの仲間です。脊椎は持ちません。幼生期には脊索を持っており、尾を振って泳ぐことができます。

3綱7目35科から成ります。ホヤ綱は約2000種、他の2綱は数十種程度が知られています。姉妹群は脊椎動物亜門(Vertebrata)とされます。

脊索が尾部にできることが、尾索動物と呼ばれる理由です。かつては頭索動物亜門とともに原索動物(Protochordata)[側系統群]とされていましたが、両者は単系統を成しません。

ホヤ綱(Class Ascidiacea)

マンジュウボヤ、マメボヤ、マボヤの仲間です。成体になると被嚢を形成し、固着性の生活になります。脊索は消滅します。

3目25科から成ります。尾索動物亜門の大半を占め、一番ホヤらしいホヤとも言えます。食材としても利用されます。

マンジュウボヤ目(Order Aplousobranchia)

ウスボヤ、ヘンゲボヤ、マンジュウボヤなどの仲間です。13科から成ります。

マメボヤ目(Order Phlebobranchia)

ヒメボヤ、ナツメボヤ、ユウレイボヤ、ドロボヤ、オオグチボヤ、マメボヤ、ウズミボヤなどの仲間です。9科から成ります。

オオグチボヤは人が大口を開けているような姿をしていることが特徴で、いかにも「へんないきもの」です。

マボヤ目(Order Stolidobranchia)

マボヤ、フクロボヤ、シロボヤの仲間です。3科から成ります。マボヤ、アカボヤはよく食用にされています。

なお分類方法によってはイタボヤの仲間をイタボヤ科(Botryllidae)として独立させたり、ヘクサクロビルスの仲間をヘクサクロビルス目(Aspiraculata)ヘクサクロビルス科(Hexacrobylidae)として独立させたりします。

タリア綱(Class Thaliacea)

ヒカリボヤ、ウミタル、サルパの仲間です。成体になると被嚢を形成しますが、固着はせず、プランクトン生活をします。脊索の形成は痕跡的です。

3目7科から成ります。複数の個体が集まりコロニーを作る種が多いことが知られています。

ヒカリボヤ目(Order Pyrosomatida)

ヒカリボヤ科1科のみから成ります。複数の個体が集まり群体を作り、水中を漂いゆっくり移動します。

ヒカリボヤの名前は共生細菌が発光することによります。

ウミタル目(Order Doliolida)

ウミタルの仲間です。2亜目5科から成ります。個体またはコロニーで、水中を漂い遊泳します。

外見が樽状なのが特徴で、ウミタルという和名の由来になっています。

サルパ目(Order Salpida)

サルパ科1科のみから成ります。複数の個体が集まり鎖状のコロニーを形成することで知られています。

見た目はクラゲのようですが、刺胞動物門や有櫛動物門ではなく、脊索動物門の仲間です。

オタマボヤ綱(Class Appendicularia)
= オタマボヤ目(Order Copelata)

Larvaceaとも。オタマボヤの仲間です。成体になっても被嚢を形成しません。固着はせず、成体になってもオタマジャクシのような姿を維持します。終生に渡って脊索を持っています。

3科から成ります。成体になっても幼生に似ていることから幼形成熟(ネオテニー)の状態にあると考えられます。尾が体幹に対して約90度折れ曲がっています。


解説文更新:2020年05月09日

参考




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